愛犬家を対象にしたSNSサイトDogster、エンジェル投資家から100万ドル調達

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犬の飼い主を対象にしたソーシャルネットワーキングサイトDogster.comがエンジェル投資家たちから100万ドルの出資を受けたというのが一部でニュースになっています(ここ、それにここ)。私もこのサイトにぴーちすと参加しています。ちなみに、ぴーちすのページはここ。実はサイトがスタートしたばかりの時にはまってしまい、あーるくんがDogsterの人たちに会った時に「Dogsterのアクセスの半分はうちからだと思う」と言ったことがあるほどのファンなんです。


さて、このDogsterで興味深いのが、まず、SNSサイトとしては、珍しく(?)すでに、財政上、黒字になっていること、です。「収入源は主に広告から」とのことですが、ディズニーからの「Lady and the Tramp(わんわん物語)」キャンペーンとしてのバナー広告提案を「サイトになじまないから」と、サイトユーザーにより受け入れられやすい広告スタイルを提案。その成功が認められ、以来、ディズニーの犬をテーマにした映画のキャンペーン先に選ばれるなど、サイト運営にかけるこだわりはさすが。


その他興味深いのは、「犬の視点」から見た飼い主の人たちの暮らしが描かれるユーザーによるブログが関心を集めているということ。「我が輩は猫である」の犬バージョン、ってところでしょうか。


ちなみに、資金の使い道としては更なるマーケティングと、その他のペットに注目したSNSスタートなどを検討中とのこと。猫を飼っている人たちを対象にしたCatsterはすでに2004年からスタート。馬や鳥、それには虫類の飼い主たちなどなど、新サイトの対象は広がりそうです。楽しみ!です。