Engrish!ーへんな英語とあたたかいFAQ


ある金曜日の昼下がり、英語が母国語のある知り合いから、「ね、このサイト知ってる?見てみて。すっごく笑えるよ。」と言われました。Engrishという名のそのサイト、「知る人ぞ、知る。」サイトらしい。というわけでさっそくサイトへアクセス。なにやら、一面の写真に短い英文のキャプションがついています。写真をぱっと見ただけではなにがそんなに面白いのかよくわからないけど、と思ってキャプションを見ると。。。「じゃあ、2008年にね。」など、写真とキャプションを一緒に見て、おもしろさが初めてわかりました。「英語が母国語でない人びとによる間違った英語の使い方例を写真に撮影し、投稿する」サイトらしいのです。たしかに、思わず「ぷぷっ」と吹き出してしまうようなものがたくさん。ただ、私の場合、自分自身に照らしあわせてしまう部分もあります。自分の英語が母国語でない限り、「おかしな英語」で英語を母国語として話す人から笑われようなミスをすることなんて、日常茶飯事ですもの。私の場合、周りに恵まれていて、英語のミスでひどく意地悪されたことはありません。このサイトを教えてくれた知人は大の親日家だし、意地悪な思惑など全くないということを知っています。だから、「おもしろいね!」と素直に同意できましたが、もし、偶然このサイトを見つけていたらどうかな?こんなに素直に楽しめたかな?誰が、どうしてこのサイトを運営してるの?とFAQをチェック。チェックしてみて本当によかったです。サイトの運営者さんのあたたかなお人柄がFAQからにじみ出てくるようでした。

何かを表現することはとても難しいものですよね。自分の真意を他の人にわかってもらうように表現するのはもっと難しいもの。このEngrish、ともすれば誤解されかねないサイトの目的をFAQで見事に表現された運営者さんに脱帽です。