どうしてスペイン語話さないの?

「みーんな、話してるのに?」。これは、ここ最近で一番印象に残ったことばです。なるほどなあ。こういう視点もありだなあ。とちょっと返答にとまどっってしまいました。

この質問が、意地悪でも何でもなく、とてもストレートに純粋な質問として訊かれたので、よりいっそう戸惑ってしまいました。「これほど、スペイン語を話す人がたくさん住んでるのに。みーんなスペイン語で話してるよ」って。

質問をしてくれた人の「みーんな」と私の周囲の「みーんな」の言語選択にちがいがあるのは確かです。質問してくれた人はスペイン語第一言語。英語はカタコト。「英語が話せたら便利だろうけど、でも、いいさ」とにっこり。

周囲のバイリンガルマルチリンガルの人たちは母国語プラス英語(マルチリンガルの人たちはプラスその他の言語をいくつか)というコンビネーションが多いし。カリフォルニアは特に歴史的な背景などもあってスペイン語を話す人も人数的には多いんだそうです。でも、実際にスペイン語だけを話す人との接点は意外と少ないというのが私の場合は現状です。だって、言葉が通じなければ、コミュニケーションって難しい場合が多いですよね。

私の場合、日本語だけでも「難しいよー」って思ってるのに、英語が必要になってしまったし。アメリカ国内でも言葉の違いで、接点のない場合ってあるんじゃないかなぁ。「ええっ?スペイン語これから教えてくれるの?」どうもありがとう!じゃなくて、ぐらしあす!