本で読むか電子書籍リーダーで読むか

Joomla! A User's Guide: Building a Successful Joomla! Powered Website

以前にKindleが我が家にアマゾンのKIndleキンドル)がやってきたことを書きました。便利だし使いやすいし我が家ではすっかり定着した感じがします。

で、「この先、紙に印刷された本ってどうなるんだろう?」って思ってたんです。「なくなっちゃうかな、印刷された本って利用しなくなっちゃうかな?」って。

ところで、話がちょっとそれますが、Joomlaを使ってみることになりました。それで「Joomlaの本がほしいなー」と思っていたんです。ウェブでのFAQもあるし、チュートリアルっぽいものもあるけれど「さささっと見て雰囲気をつかむのには本のほうが」と思って、アマゾンでJoomla本を探したら、ありました。ちなみに、購入することにしたのは上の本で、Kindle版もあるとのことだったんです。でもね、この時はほぼ迷わず「紙に印刷してある本にしよ」って決めました。

あとで、「どうして、迷わなかったんだろう?」って思ったんですが、それは、「本の始めから終わりまで、さっ、さっとページをめくって全体の雰囲気をつかむこと」、「コードを見るのに見やすそうな形式のものがほしい」というのがポイントだったからだ、って気付きました。Kindleの画面サイズでコードと説明を同時に見るのはどうかな、と無意識に一瞬思ったんじゃないか、って。結局、この場合コンテンツの内容そのものには何も差異は無いはずで、どのようにパッケージされているか、っていうちがいだけ。

もちろんウェブ関係のものだったら「チュートリアルのコードをこぴぺして試したりできる方が便利じゃない?」っていう場合もありますよね。ある程度知ってるものだったら私もそうしたと思います。オライリーのサファリなんかを利用するのも手でしょうし、ウェブのチュートリアルで、とか。でも、個人的には、どちらか一つだけを利用するのではなく、印刷された本も、ウェブなどデジタル化された情報どちらも利用していくと思います。

で、ふと思い出しのが梅田望夫さんと平野啓一郎さんの対談「ウェブ人間論」第三章「本、iPod、グーグル、そしてユーチューブ」(114ページから138ページ)でした。Kindleが発売される以前に行われた対談の中にKindleのお話は出てきませんが、「もし、あの時点でkindleが出ていたら、お話に登場したかな?、もし、そうだったら、お2人はどんなふうに思われたかな?」と思ったりしています。