クローンペット制作会社廃業へ

という見出しが地元新聞「ビジネス欄」のトップを飾ったのが金曜日。本社所在地がご近所なのでだと思います。動物愛護についてはことのほか熱心な土地柄を反映してか、記事はどちらかと言えば冷たい雰囲気。まずは、地元動物愛護団体の広報担当者の談話として、「廃業について不満があるとは言えない」とし、「これからもペットを欲しいと思っている人たちが『各々にユニークで、世界に唯一無二の存在としてのペット』と出会うために、動物愛護団体や動物保護施設に出向いてくれることを希望しています」と述べれば、全米規模の動物愛護団体、The Humane Society of the United Statesは「クローン・ペット・ショップを経営しようという同社の計画が成功しなかったことを喜ばしく思っている」というやや強めのコメントを出す、といった具合。




ところで、数年前のクローン猫が発表された時は、そのお値段ともども話題になりました。ちなみに、お値段は50,000ドル。もっとも最近では、値下げされクローン作成費は35,000ドル。もし、50,000ドルのクローン猫「Little Nicky」ちゃんに興味のある方はGenetic Savings and Clone, Inc.のサイトのこのページで写真をどうぞ。写真左が「遺伝子ドナー」、右が「Little Nicky, クローン」だそうです。似てる、かな?




Slashdot日本語版にも、「クローン猫のGenetic Savings & Clone社が廃業」って載ってますね。ちょっとびっくり。